モアの貨車は、手に取る前だと随分高いなと感じていましたが、所有してみてわかったことは、
よくこの価格でここまで再現したな。
実車は荷物相手だからこそ、仕上げは簡素化しており、化粧がありません。
同一形式でも各個体によって細かな違いがありますが、その違いにまでこだわっているのは、
設計者が貨車好きだったからだと思います。
それもそのはず、貨車は複雑な形をしており、造詣が非常に難しいのです。
なのに、世間的評価は(おそらく)ブリキ貨車に毛が生えたような物・・・・。
そのせいか、貨車が5万円となると 「高い!」 ってことになりますが、製作難易度でいえば、貨車の方が上を行くと思います。
もうこの様なハイクオリティなブラス製貨車の生産は価格面で難しいと思います。
これまでにない高速走行を可能とするため、貨車でありながら空気ばね台車やCLE 方式ブレーキ装置を採用しました。
今でこそ、普段は見えない床下配管まで再現する技法は一般的となりましたが、
当時は画期的で、求められるものではありませんでした。
ご存じのように模型専門店でもメーカー出荷時の梱包のまま引き渡さる場合があり、ビニール痕やスポンジ被害にあいます。
従って、そのままの状態で走行は勿論、高級インテリアとして展示も可能です。
長期間保管の車両になります。
特製品の場合、メーカー以外が販売目的で手を加えた車両になり、そういう仕様の品なのでその状態を「新品」と置き換えて考えます。
当方の思い込みにより商品説明が間違っている場合も考えられますが、現物優先とさせていただきます。主役としての貨車はいかがでしょうか? ホキ2500 ホキ2519。よ【入手困難・特製品】拘りの工事列車はいかがでしょうか? 工事列車 1 クレーン車・控車。モア トキ900(6474) 原形 1/80 16.5ミリ 完成品。